目次
検討したHM・工務店と商品名
<最終検討>
・セキスイハイム SPS FXアーバン(決定)
・一条工務店 グランスマート
・ダイワハウス xevo スマートデザイン(セミオーダー規格住宅)
・鬼塚工務店
<展示場や打ち合わせ 1回>
・パナソニックホームズ
・三井ホーム
・ヤマト住建
・富士住建
・桧家住宅
我が家の家づくりにおけるコアバリュー
「展示場に行く前に」という他の記事でも書きましたが、我が家が重視していたポイントについてです。インテリアや外装は、正直、あまり重視したポイントではありません。見た目は飽きが来るが、性能は後から変えられないというのが根底にある考えだからです。
良い悪いという話ではなく、あくまでも我が家の価値観は:
高額なブランド品 < 性能の高いワークマンやアウトドアギア系
<前提>
・性能が一定の高い基準であること
・耐震性にも優れている
・保証、標準仕様に対するコストのバランス
【最も大切にしていたコンセプト】
「自宅避難」ができる家
この考え方をもとにメーカーや工務店さんを探していきました。一定、事前にリサーチをしていきながら、展示場に行く前には紹介を受けてといった流れです。ほぼノーマークだったところは、展示場で足を運んだところもありますが、提案までには至らずということばかりでした。
最終検討まで進んだ理由について
※あくまでも個人的な感想などから書いています
セキスイハイムSPS FX Urban(契約済み)
THE箱の家代表!とも言えるセキスイハイムのSmart Power Stationシリーズで、もっとも新しい商品のFX Urban(アーバン)。従来のユニット工法が苦手としていた、ユニット間を「ズラして」設置することができるようになり、また一部仕様のダウングレードによって、コストパフォーマンスを高く追求したラインナップです。
■ なぜ最終検討まで進んだのか?
正直なところ、金額は他メーカーの方が数百万単位で安かった…
メーカーや商品の実力は素晴らしいものでしたが、何より営業担当との相性。以下の記事にも書いていますが、初対面から長男が帰り際に抱きついたり(他の営業マンでは一切ありませんでした)、子供達の年齢や漢字まで聞いてくれて、間取りを考える上で、どのように子供部屋を使っていくのかまで考えてくれました。
また、その他においても役所からの資料手配、登記情報、擁壁の懸念など、他社メーカー担当が一切してくれていなかったようなことまで、しっかりと入念にリサーチをした上で提案してもらいました。
実際、その情報をもとに、他のメーカー担当にも懸念点を伝えるほどで、他メーカー担当は後から考えればいいぐらいの反応でした。
一条工務店 グラン・スマート
最後の最後まで悩みました。
コストパフォーマンスの良さは、他社メーカーですら脱帽するほど。実際、他のメーカー担当からも、「やっぱり検討されていますか…正直、コスパでは勝てないです」と明確に言われたほど。フィリピンの自社工場でほとんどの住宅設備などを製造しており、セキスイハイムと同様に「工業化」する形でコストパフォーマンスを高めているメーカー。
ギネス記録を3つも取るなど、住宅業界における異端児的なプレイヤー。大工あがりの社長が、かなりのスピード感を持って動くため、新しい技術などの検証・テスト・導入までも恐ろしいほどのスピード感。一条工務店は値引きを一切しない会社なので、こちらも判断がしやすかったのも、検討する上で進めやすいポイントでした。
■ なぜ最終検討まで進んだのか?
とにかく圧倒的なコストパフォーマンス!
知人が一条工務店で建てており、紹介してもらいました。担当の方も、非常にフットワーク軽く子供達も懐いていたところも、非常にポジティブ。耐震等級3、断熱等級はなんと7!太陽光 7kwh、蓄電池5kwぐらい、VtoHもつけて、全館床暖房。紹介特典のカップボード(30万円相当)などもついての検討。
正直、申し分ないスペックです。
ただ…
■ お断りした理由
ここは賛否両論あります!が、我が家は2つ!!(主にパパ!)
これは気にならない人は気にならないのかもしれませんが、パパ的には許せんところ。この写真の赤丸のところ、見えますか?隙間ありますよね?
そう、キッチンが数ミリ浮いているんです!!
いや、気にしすぎとか思うかもしれませんが、ゴミ入り込みますよ?もちろん、全部のお家がこうなるわけではないし、きちんと指定すればいいのもわかる。けど、こういった「収まりの悪さ」に対して違和感を感じないメーカーさんなんだということが引っかかり続けました…
一条工務店の強みでもあるコスパ。しかし、その代償に、「一条っぽさ」が滲み出てしまいます。キッチンや間取りの制限など(最近、色々と緩和されたようですが)、自分たちが実現したいインテリアが難しいのではないか?という懸念がありました。
クオリティに対するコストは、本当に素晴らしいのですが、どうしても沢山のインスタ投稿を見ていても、同じに見えてきてしまう…クロスや照明などでも、印象は変わりますが、それでも「一条っぽさ」を受け入れられない我が家でした。
※もしかすると、もっと回避できた方法もあるかもしれませんが…
まとめ
今回は最終検討に残った2社についてご紹介しました。
各社、本当にさまざまな特徴があり、何を優先するのかなど、かなり悩むポイントばかりです。
ただ、最後に言えることは、自身で決めたところが、自身にとって最良の選択。
その担当と肩を組んで、最後まで走り抜くことが重要。つまり、この「肩を組むこと」が出来そうな担当なのかが非常に重要なポイントになってくると感じました。